企業の理念と社員への約束
売上を伸ばす経営理念
起業して経営者がまずやることは経営理念を定めることです。ベンチャー企業の経営理念を見ると大きな目標が仰々しく書かれており、首をかしげてしまうこともしばしばです。そもそそも経営理念とは誰に向けて書いているのかを確認する必要があります。自分の夢を適当に書いても誰の共感も得られません。
例えば家具販売で有名なIKEAは「より快適な毎日を、より多くの方々に」と書いています。これは明らかに外向きの理念です。わかりやすく社会貢献をアピールしていて好感を持てます。売上を伸ばしたいなら聞こえの良い言葉を揃えたほうが無難です。堅苦しい言葉を使って、呆れてしまうような大きな事を書いても意味はありません。
モチベーションを上げる経営理念
経営理念を社員との約束に使うケースもあります。社員の成長のために全力を尽くすだとか、できるだけ給料を高くすることなどを書いています。このような社員のモチベーションを上げるために書いた経営理念は外に見せる必要はありません。むしろ見せないほうがいいでしょう。
このような経営理念は会社全体が今後どのような方向に進んでいくかを明示して、社員全員が同じ方向を見定めて組織力を高める効果があります。ここでもやはり実現不可能なことを書いてしまうと、逆効果です。できもしないことを書くな!と社員が起こってしまいます。
誰のためにどのような経営理念を書くか・・・。これを考えるだけでも経営者として育成できるのではないでしょうか。